■椿 曙 [2009/03/15(Sun) 21:56]
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■解説 春は椿の季節と言っても良いほどに梅雨の季節まで咲き続けます。
椿は主なもので200種ほどの花木があるとされていますが、まずは珍しい椿をご覧に入れます。 この椿は他のものと少し違います。
大きい違いは雌部と雄部が花びらの様になっています。白芯椿です。 普通の曙花びら木質は藪椿に非常に似ていますが、これは白芯の特別な曙で珍しいものです。
侘助、藪椿などと違い、藪椿ほどに主張が有りませんし、侘助のように控えるところもありません。 落ち着きのある椿と感じませんか。 花の色は藪椿より一段濃い赤色です。 その木質も両方の椿よりも成育や木勢もゆったりとして余り成長しませんし、花目も多くありません。 そして、病気にも弱い所があり、咲く環境も名前の通り「春は曙」で朝の日の出と同時に咲きます。夕方には早々とやや花びらを閉じます。 花目が少ない分、一つの花が長く咲いています。 真に孤独を楽しむ椿の様で、雌部や雄部を観ると華やかに見えますが、天気の良い朝の日差しの感じがします。でんと構えて、次第にぱーと咲く様のようです。
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■春と藪椿 [2009/03/15(Sun) 08:48]
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■解説 では、もう一つ藪椿の本性をお見せします。
それはこの椿に一番良く似合う花姿です。
晴天、春の柔らかな日差しの中、大空に向かって咲き誇る様はこの椿に一番良く似合うのです。 大変多い椿の種類の中ではこの椿の他には有りません。
この時期、大変多くの花々が咲き乱れます。 春の香りの強い木々の花が多く咲き誇る中、小鳥は先ずこの藪椿の花に行くのです。 小鳥達も知っているのでしょうか、その生き様に共感して。 ですから、目白やヒヨドリの小鳥達はこの木の中で争いを起すのです。
葉の濃い緑を添え物に何ともいえない空の色と真紅の赤は人を魅了します。
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■藪椿 [2009/03/15(Sun) 08:20]
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■解説 藪椿は椿の中でも最も鮮やかで華やかです。
椿には200種類くらいのものがありますが、この椿ほど自然に強く繁殖力の強い椿はありません。 竹薮や谷川などの水気のあるところを多く好みます。 どんな季節の乱れやどんな環境でも育ちます。野性的な要素をもつ木と花です。 その生き様を多くの俳句や詩に詠われています。 人はその生き様に共感を覚えるのでしょう。
その真っ赤な色藍はその生きる様を物語るかの様です。 ”どーです、観てください、私きれいでしょう。”と云わんばかりの主張です。 椿の「侘助」とは対照的ですね。 綺麗さも然ることながら、生きる強さなど真に「花の女王」です。
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■むらさき草 [2009/03/14(Sat) 13:05]
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■解説 「紫」の語源になった雑草です。
詳細は「青木氏氏 研究室」「鈴木氏発祥地と周辺の環境」参照
極めて小さい可憐な花です。 よーく目を近づけて見て見ないと立っていては輪郭が判らないほど点のような花です。 マクロレンズでもなかなか焦点が合いません。それ程に小さい草花です。
野生の「すみれ」や「蓮華草」と並んで大変よく似た野生の生育地に見られます。 恐らく奈良の古の野原に見渡す限りに咲き乱れていたのでしょう。 そして、それを都人は何の特長も無い花を愛でて歌にして楽しんだのです。 「むらさき」を枕詞にして詠んだ万葉歌は大変多いのです。
「紫」という言葉が出来ている現代と異なり、当時ではまだこの花の「イメージ」や「生き様」を「むらさき」の言葉の中に含めての言葉であったと思われます。
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■白たんぽぽ [2009/03/14(Sat) 08:32]
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■解説 白のたんぽぽ 薬草で野菜にも成ります。
スナップ写真ではありませんが、皆さんには珍しいのではと思い掲載します。
この白のタンポポは突然変異で出来たものではなく、中国で漢方薬として栽培されて、尚且つ、野菜として大昔に使用で出来る様に改造されたものです。
薬草としては、喘息や肺結核の漢方薬です。 乾燥して煎じて呑む事も出来、野菜として生で食べる事も出来ます。
野菜としては、おひたしです。ほうれん草のおひたしと全く同じで区別付きません。
苦味も無く、実においしいタンポポです。てんぷらにも出来ます。 極寒の12月から2月をのぞきほぼ一年咲いています。
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■椿 わびすけ [2009/03/13(Fri) 22:27]
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■解説 春の柔らかい日差しに照らされて朝早く静かに咲く椿 「わびすけ」(侘助)です。
大変、物静かに咲き、そして何時しか知らぬ間にぽっとりと散ります。 この咲き始めてから散るまでの物静かな様を詠んだのではないでしょうか。 藪椿とは対照的です。
この椿はやや山茶花に似ています。花の色は真に柔らなピンクで、花芽が多くて木を覆います。 昔は四国地方によく生息していて、暖かい冬の日差しのところを好みます。 現在では西日本に散らばっています。
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■山鳩と竹薮 [2009/03/11(Wed) 21:02]
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■解説 竹薮に吹き注ぐ木枯らしと寄り添う山鳩夫婦
木枯らしの吹く寒い冬の昼下がり、山鳩は竹薮に逃げ込んで春の日和を待ってじっと耐え忍んで寄り添う。
竹の揺れ動く様、さわざわと笹鳴りがする。山鳩がくうくうと鳴いている。 弱い日が竹薮に差込み紫色に変えて寒さが増します。 冬の一時です。
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■木漏れ日と山茶花 [2009/03/10(Tue) 21:29]
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■解説
木漏れ日の中に白の山茶花。
冬の木枯らしに弱い日差しがゆらゆらと遮られてその中で白の山茶花が負けじと咲いています。
椿と違い山茶花は控えめで上品な趣を与えます。
白の山茶花は木漏れ日にあってその冬のゆったりとした一時を醸し出しています。
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■八重紅梅 [2009/03/08(Sun) 21:28]
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■解説 八重紅梅の小枝
春を告げる花として、3月初旬に咲き始める紅梅です。
雨上がりの雫が落ちて目白のさえずりの響く静かな山懐の心和ませる雰囲気を感じます。 梅の向こうのほうで春の足音が聞こえてきます。
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■有間皇子の墓 [2009/03/08(Sun) 14:02]
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■解説 藤白坂の有間皇子の墓
詳細は「青木氏氏 研究室」「鈴木氏発祥地と周辺の環境」参照
熊野古道の第1神社の藤白神社より50メータほど急坂を登った所にある。
中大兄皇子との皇位継承争いで南紀白浜温泉からの帰り、命により蘇我赤兄にここで絞殺される。 丁度、藤白山の坂を降りきったところの人家の始まる所である。
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■筆捨て松 [2009/03/08(Sun) 13:53]
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■解説 熊野古道の「筆捨て松」の遺跡
詳細は「青木氏氏 研究室」「鈴木氏発祥地と周辺の環境」参照
藤白神社よりやく2時間ほど登ると、中ほどに平坦で曲がりくねった道が続く。 南は欝蒼とした森に囲まれて、北には「内海の浦」と国立公園の「和歌の浦」が見える眺望の良い所がある。 丁度疲れが出るところである。 ここには、絵師の「巨勢金岡」と少年の絵比べ物語がある。 その地はここである。
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■藤白墨2 [2009/03/08(Sun) 13:39]
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■解説 日本最古の藤白墨2
詳細は「青木氏氏 研究室」「鈴木氏発祥地と周辺の環境」参照
内容は藤白墨1と同じ。(藤白墨1参照)
使用中のもので保存中5個の一つ。
この藤白墨10種の一つで、平安末期から鎌倉初期頃に製作されたものと考えられる。
日本全国、現在これらの現品以上のものは無い筈である。
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■千年楠 [2009/03/07(Sat) 23:00]
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■解説 熊野古道の第一番神社の楠
詳細は「青木氏氏 研究室」「鈴木氏発祥地と周辺の環境」参照
熊野神社の第一社の藤白神社と鈴木邸のあるところに千年を経た3本の楠の木がある。
熊野古道は神社中央を東から南に貫いている。その入り口にこの楠の大木がある。 5人ほど手を繋いで囲んだ大きさである。 大木の中は人が充分に入れるほどに大空洞に成っている。
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■生仏像様 [2009/03/07(Sat) 22:46]
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■解説 全国青木氏の象徴
詳細は「青木氏氏 研究室」「青木氏ステイタス生仏像様」参照
全国青木氏には象徴としては「3つ象徴」があります。 一つはこの「生仏像様」です。 二つは「笹竜胆紋の綜紋」です。 三つは「青木の神木」です。
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■藤白神社 [2009/03/07(Sat) 07:20]
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■解説 全国鈴木氏の守護神
詳細は「青木氏氏 研究室」「鈴木氏発祥地と周辺の環境」参照
熊野古道の熊野神社の第1神社です。 熊野古道の基点にあります。 この神社の宮司となった鈴木氏です。
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