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第三十三話
夜の声
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語り手:キングケロニャン sVdBg0kC0
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118 :キングケロニャン :2006/08/11(金) 23:25:40 ID:sVdBg0kC0
1/2
これは私の友人の姉の話なのですが、この姉さんは霊感が強いらしく、
昔からよく「視る」らしいのだ。その中から一つをお話します。
『夜の声』
その姉さんを仮にMさんとして、Mさんが高校くらいの頃の話。
夜自分の部屋で寝ていると、突然金縛りになり・・・
「お・・・も・・・い・・・おも・・・い」
と聞こえてくるらしいのです。
Mさんは昔からこういうのには慣れて(?)いたものですから、
無視をしていたのですが、次の日の夜も同じように
「・・・どけ・・・て・・・お・・・重い」
と聞こえてきました。
流石に2日連続ではヤバイと思い、近くの神社に行き神主さんを
呼んできました。
神主さんは家の中を色々と見て周り、ふと神棚を見つめてこう言いました。
「原因がわかりました」
そういうと神主さんは神棚の上の天井に「天」と筆で書いて、
「もうこれで大丈夫です。もう声は聞こえませんよ」
と言ってくれました。
119 :キングケロニャン :2006/08/11(金) 23:27:07 ID:sVdBg0kC0
2/2
Mさんは「あぁだからか・・・」と納得したらしいです。
Mさんの部屋は2階にあり、階段を上りきったら半畳ほどの踊り場があります。
そこにゴミ袋を置いていたのですが、丁度その踊り場の真下が神棚になっていたのです。
どうやら「天」と書いてなかった為、物理的(?)な重さが神棚に掛かってしまい、
神様がMさんに訴えていたようです。
皆さんの家にもし神棚があるのなら天井を確認してみて下さい。
もし書いていなければ「天」と書いてあげて下さいね。つらい思いをしていますよ。
【完】
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