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フッ・・・

第七十七話

体育館の屋根裏

語り手:泥酔 ◆m4uzoLuDSs

398 :泥酔 ◆m4uzoLuDSs :2006/07/23(日) 04:43:34 ID:ovk+q3mM0
それじゃ俺77話目行きます。
ずっと昔、俺がまだ子供だったころの話。

俺の通ってた学校の体育館には、屋根裏があった。
控え室とか部室じゃなくて、マジ屋根裏。
コンクリうちっぱですごく狭い。
通気口をふたまわり大きくした感じで、体育館の隅の天井にぽっかり入り口がある。
普通なら危ないから蓋して鍵掛けとくんだろうけど、なぜか扉もない。
ちなみに俺は入ったことないです。

ある日の放課後、俺は友達と学校行事の準備をしていました。
ある程度はかどってたんですが、体育館の準備室においてある荷物が必要になりました。
とりあえず取りに行かないと仕方ないんで、体育館に行くと、
中は窓が暗幕で閉められてて真っ暗、冬の体育館はずいぶん寒くてさくっと荷物もって出てこうと。
幸い暗幕もぼろくて夕焼けの真っ赤な日差しがところどころ漏れてて、荷物を探すのに苦労はしませんでした。
寒いしさっさと出てこうぜって思ってたら、 友達が叫んで走ってくるじゃないですか。
その必死っぷりにびびった俺も、慌てて体育館から逃げ出しました。

その友達曰く。
荷物を探してたら、ふと屋根裏の入り口を見てみた。
そしたら女の人の顔がひょっこりだして天井の奥から見てた。
当時は楽しがってたけど今想像するとむちゃくちゃ怖い。
俺が見てない話ですみません。
でも実際、あの屋根裏、未だになんであるのか判らない。

【完】


フッ・・・