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第一話
夢遊病
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語り手:兄 avzZCvKI0
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48 :兄:2006/07/22(土) 23:03:23 ID:avzZCvKI0
第一話「夢遊病」
夢は多くの人が経験しますが、夢遊病の体験談はそれほど耳にしません。
夢遊病の行動があっても朝、目覚めると全く覚えていないということもありますが、
多くの場合、子ども(特に男児)にしか起こらず、
しかも成長の過程でおさまってしまうので、発症例を目にすることも少ないのです。
大人の場合は、睡眠中に大きな物音や振動が起きると
目を覚ましそれぞれの状況に対応しようとしますが、
脳が発達途中にある子どもは、
睡眠中に起こる尿意や、物音・振動など外部からの刺激にうまく対応できず、
眠ったまま行動することがあるのです。
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↑これどっかのサイトからのコピペ
俺の弟は夢遊病でした
俺がはじめてその様子を目にしたのは弟が小学4年生のとき(俺は6年生)
俺と弟は同じ部屋で寝ていたんだけど
夜中にそっと起きてそのまま一階に行ったかと思えばまた数分後上がってきて、また寝る
それが結構頻繁にありました。
正直俺は弟がとても怖くて眠れませんでした
両親はもちろん知っていましたが
「成長で治るらしいから・・」とあまり深刻には考えていなかったらしいです
一方弟は夢遊を全く憶えてないらしく、俺の話をとても面白がって聞いてました
俺も最初は怖かったけど 朝になると弟はケロッとしていたし
段々俺も慣れてきて弟の夢遊を面白がるようになっていました
52 :兄:2006/07/22(土) 23:04:50 ID:avzZCvKI0
ある日夢遊状態の弟をからかってみようと思い,布団から抜け出した弟にこっそりついて行き
弟が一階にいって二階戻ってくる時、道をふさいで邪魔したんです
その時ふと弟の顔を見たら目がとても血走っていて真っ赤だったんです(ホントに真っ赤)
俺は驚いてうわっ!と叫ぶと
弟はいきなり手足を踊ってるみたいにジタバタさせながら
訳の分からないことを叫び始めました。
そしたら両親が起きてきて弟をなだめていましたが
弟の目は全然焦点があっていなくて何というかイッちゃってるカンジでした
さらに天井を指さしながら「怖いよー!!!怖いよー!!!」と泣き出したので
さすがに俺も両親もゾーッとしました
それから弟は次第に落ち着いて 両親と一緒に眠りました
次の日両親が弟を病院に連れていったんですけど、やはり成長が解決するとのことでした(今はもう治りました)
最近この話になったとき母に聞いたんですけど、この他にも弟は一階で
便器の内側を手でさわったり、ペンで壁をガリガリ削ったりもしていたそうです
【完】
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