※感染者とかウイルスとか恐怖心をあおるような言葉はなるべく使いたくありませんが、使用しないと分かりづらいんですね。一応、ご了承をお願いいたします。
- 新型インフルエンザとは -
新型インフルエンザウイルスは、本来 人への感染が有り得ないと考えられていた動物特有のインフルエンザウイルスが、
何らかの原因で人の体内で増えることができるように特別変異し、人から人へと容易に感染できるようになったもので、
このウイルスが感染して起こる疾患を特に新型インフルエンザと言う。
通常のインフルエンザとは異なり、人類のほとんどが新型インフルエンザウイルスに対する免疫を持っていないため、
簡単に感染しやすく、世界的な大流行いわゆるパンデミックにつながる恐れがあるとWHOも警告しています。
そして今回の豚由来の新型インフルエンザは弱毒性と見られ、
今のところ通常のインフルエンザで用いられる抗インフルエンザ薬、タミフル(リン酸オセルタミビル)やリレンザ(ザナミビル)の投与で治療が可能である。なお、現段階では治療ワクチンは開発されていない。
- 豚肉は? -
もし豚がインフルエンザに感染した場合でも、ウイルスは豚の呼吸器に付着し肉を汚染することはない。
例え汚染があったとしても、加熱するとインフルエンザウイルスは死滅するため、加熱調理していれば感染の恐れはない。
- 予防 -
新型インフルエンザの感染は飛沫感染(ひまつかんせん)が主で、周囲約2m以内の感染者の唾液などに含まれるウイルスで感染する。
つまり、感染者は会話や咳やクシャミによって、周囲約2mにわたりインフルエンザウイルスを撒き散らすと言う事。
一部、感染者のウイルスを含む唾液が、被感染者の手などに付着し、それが口や鼻から進入する場合もありえると言う。
この事を考えると、
可能であれば、なるべく人ごみに行かず自宅待機する。殆どだと思うが、外出せざるを得ない人はマスクを着用し、事ある毎に、うがい、石けん手洗いの実行を徹底する。
そして、規則正しく食事と睡眠を取り、運動し、ウイルスに負けない体力と免疫力を作ることが大切。
ビタミンをはじめとするサプリメント類で栄養を補うと良い。また新型インフルエンザ大流行の今の時期、ダイエットなどの食事制限は避ける。
- 最も危険な場所 -
満員電車なども危険だと思うが、最も感染リスクが高いのは病院だと思う。
ますます恐怖心をあおる様で恐縮だが、単なる風邪をひいたと考えた新型インフルエンザの感染者が待合室にいたと仮定する。
たちまち、隣の人に移り、それの繰り返しで爆発的に感染者が増えることになるだろう。
病院に行く場合は、必ずマスクを着用しなければならない。
特に病院に行かざるを得ない、しかも体力の弱いお年寄りへの感染が心配である。乳幼児、幼児もしかり。
今後、特にお年寄りなどに無料でマスクを配るなど自治体のサポートも必要であると考える。
- 情報の入手 -
厚生労働省のウェブサイトなどから常に正しい情報を仕入れ、一部マスコミなどのガセ情報に惑わされてはならない。常に冷静に、パニックになるのだけは避けたい。
- 備え -
国内での大流行に備え、2週間程度の日常品や薬、食料の備蓄をする。大流行しだしたら、食料調達の過程で感染するリスクが高まるからだ。
とはいえ災害とは違い、電気、水道、ガスは通ったままだ、恐れるに足りぬ。
- 症状 -
高熱、頭痛、関節痛などの全身症状
喉の痛みや鼻水など風邪のような症状
気管支炎、肺炎などが併発し重症化することもある。
- 潜伏期間 -
感染してから症状が出るまでの潜伏期間は1〜5日、長くて7日程度ではないかとみられる。一方、他人に感染させる恐れがあるのは、症状が出る1日前から発症後7日程度
- 感染したら? -
感染した可能性がある方で、発熱や咳の症状がある方は他人への感染を防ぐため、または医療機関側の迅速な受け入れ準備を整わすため、
直接医療機関を受診せず、先ずは速やかに各保健所等に設置された発熱相談センターに相談し担当者の指示を仰ぐ事が重要。
感染の疑いのある患者を優先的に診察する「発熱外来」が設置された県もある。
他人への感染リスクを考えると、公共交通機関の利用は避けなければならないことも考慮すべき。
いずれにせよ自己判断は避けて、専門家にお任せすると言う事。
- その他 -
■感染者への偏見は絶対に避けなければならない。情報を総合すると今回の新型インフルエンザは医療先進国の日本ではまったく怖がるべきウイルスでは無い。
■豚インフルエンザの混乱に乗じて、コンピュータウイルスをメールに添付して送りつけて来る輩が暗躍している。
差出人 : 国立感染症研究所
件名 : 豚インフルに注意！
添付ファイルを開くとコンピュータウイルスに感染するという。
十分に注意してください。
もし追加情報や間違いのご指摘などがありましたら、雑談掲示板などで。
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