No.367
樫の葉の家紋の件(代理投稿)
青木研究員 さん 2007/01/04 (木) 09:09
貴島明美さん 今日は。始めまして。
家紋掲示板に質問されていましたのでこちらで代理投稿します。
お問い合わせの家紋の樫の葉の家紋を調べましたが、見当たりません。
日本の各地の家紋を集めた家紋の数多い文献を調べましたが見当たりません。
青木氏に拘ること以外ですので専門外ですので、他の文献を良く調べても有りません。
家紋8000程度が明治初期ごろに出来ました。この家紋8000選が載っている幾つかの文献にも有りませんでした。
結論としては、かなりある地方の土地に限定された家紋であると見られます。
鷹の羽の紋に似ているとの事ですが、家紋としては葉が交差していなければ「抱き樫の葉紋」と呼ぶことに成ると思います。交差していれば「違い樫の葉紋」と呼ぶ事になると思います。
つまり、多分、このパターンの家紋が明治初期以降の家紋の中には多いのです。
植物紋系の家紋ですので少なくとも江戸初期以降の家紋であると見られます。
このパターンから”ご先祖の出身地が何処であるのかで、”その地方の主要家紋に似せて家紋化したことが考えられます。明治の家紋はこのパターンが多いのですが。
だとすると、その地方の図書館や地方の資料館でわかる事に成ります。
次に、確かに、樫の葉であるのかをお調べください。良く似た植物家紋が多いのです。
樫の葉は細い葉ですので、青木氏にある植物家紋で柏紋も樫の葉に似ています。多分見分けが付き難いと思います。
「違い柏紋」か「抱き柏紋」である可能性も残されています。柊紋である事も考えられます。
この家紋は大変多い家紋の一つです。
貴島さんと言う氏姓は父上の本家の氏でしょうか。其れに依っても上記の事が違ってきますのでお調べになり、そのご本家筋の菩提寺に行かれても判るかもしれません。
家紋8000にも無いというのは疑問が残りますので、一度この2つのことをお調べに成るとよいと思います。