青木町 (あおきちょう)
昭和53年2月5日設置 昭和53年、青木通、幸ケ谷、栄町、宮前町の一部から新設した町。
青木は町内にある洲崎大神の神木「檍(あはき)」に由来するという。『大庭文書」 の宝徳二年((1450)の項に 「武藏國青木村」の記録がある。文化の末、この神木が老木となって枯れてしまったので、洲崎大神の神主、常陸が嘆き、若芽の生ずるのを祈っていると、たまたま水戸の歌人、林真楫(まかじ)が来て、「今も猶もゆるあを木ハ里の名とともにさかえん萬代まても」と詠い、その後に、枯れ木の根本から発芽したという。この和歌は安政五年刊の 『三五景一覧』(江戸後期の俳人、神奈川宿青木町の石崎桃郷編)に載っている。
地名研究で「アオキ」は「アオ」と同じで「湿地」を意味し、また「オギ」の当て字で「オギの生えた湿地」を意味するという。
- 引用ソース -
http://www.city.yokohama.jp/me/kanagawa/profile/town/town_01.html