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No.126

美濃の土岐氏系青木氏
青木研究員 さん 2005/09/27 (火) 21:41
名古屋の青木さん 始めまして。私は全国の青木氏を長く研究している者の一人です。このサイトに研究結果をいつも投稿しております。

実は、このサイトの青木氏のレポートをお読み頂きましたらお判りいただけると思いますが、要約しますと天智天皇より光仁天皇までの間には5家5流の皇族賜姓青木氏が存在しまして、この賜姓青木氏は伊勢、近江、美濃、信濃、甲斐の国に赴任し守護として務めました。
この中で、伊勢と美濃と信濃と甲斐と近江の賜姓青木氏の存在が現在も(子孫の少ない5家の直系の末裔が)非常な混乱の中でも生き延びていることがつい最近になつて確認されています。

それとこの5家5流の青木氏が土地の豪族との血縁で生まれた青木氏が存在します。

この前記の5家5流の青木氏は家紋を笹竜胆として居りまして、後期の青木氏は伊勢の青木氏を除き、近江の佐々木氏との血縁にて佐々木氏系青木氏(笹竜胆)、美濃の土岐氏系青木氏(桔梗紋)、信濃の足利氏系青木氏(梅鉢紋)、甲斐の武田氏系青木氏(割り菱紋)が存在する事は判っていますが、大変な源平の戦いの混乱の中で現在までも生き延びている直系の末裔の存在が確認が困難でした。

しかし、貴方の美濃の土岐氏の家紋を持つ直系の土岐氏系青木氏の確認ができて居りませんでしたが、本日、貴方の当サイトにてメールでその存在を確認できました。

この5地方の豪族との血縁で生まれた5家の青木氏の直系の末裔が全て存在することが確認できました。

支流の家紋を持つ豪族系青木氏は確認は出来ていましたが、これで5家5流の皇族賜姓青木氏と5家5流の直系の豪族系青木氏とが現在でも末裔が存在する事とが確認できました。

この2つの5家5流の青木氏の存在は子孫を大きく広げていなかった事情とその歴史的な背景から少ないと見ていましたが、2つの直系の5家5流青木氏はその粘り強い皇族系の血筋を強く引く事から生き延びたものと関心致しました。

既にご存知とは思いますが、桔梗紋は土岐氏が戦いの時に兜の上にこの桔梗の花を差し込んで戦いに臨んで戦勝した事から家紋としたものだとされています。
その後、土岐氏はこの家紋を陣幕には使わず、桔梗の花の淡青色を陣幕に染め上げて家紋を表現したものです。この色つき紋は土岐氏が最初であります。足利義満の後陣を務めた土岐美濃守頼益の直垂に使ったことから桔梗紋は土岐氏の綜紋としました。

加藤清正や明智光秀も同族ですが、明智光秀の信長との不和の端緒はこの家紋を信長の前で堂々と家柄を誇示したことから始まったとされています。
貴方のお家は家系としては天智天武期から続く由緒ある皇族賜姓青木氏に近い一族とされます。(天武期の令に基づき青木氏の取り扱いにより)
桔梗紋とされる紋の種類は126紋あります。
この支流の中には大変な「丸に桔梗紋」の持つ豪族が存在します。母体より何倍も大きい一族(日本最大)で、大蔵氏系永嶋氏で九州に存在します。(研究室の他レポート参照)
これだけの支流を持つ一族です。貴方のお家はこの126の頂点に立つお家です。当時の慣習として、貴方のお家の家柄は土岐氏より上の特別扱いを受けていた筈です。

私の土岐氏系青木氏の確認が出来た記念のレポートとしました。
これからも、当サイトにお越しください。

また、上記のレポートに際してご質問がありましたら遠慮なくお尋ね下さい。

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