Re: Who am i?
副管理人さん 2007/03/03 (土) 12:01
愛知の青木さん
今日は。はじめまして。
青木サイトにようこそ興しいただきました。
これから、同じルーツを持つ青木氏としてちょくちょくお尋ねください。
さて、お尋ねの件ですが、本当に情報が少ないので大変ですが、二つの情報から検証してみますので確定は困難ですが、そのようにご理解ください。
青木氏は大きく分けて2つのルーツで構成されています。
1つは、皇族賜姓青木氏です。
つまり、天智天皇から数えて5代の天皇の第6番目の位置する皇子が臣下して侍となり、この皇子に対して天皇自らこの第6位皇子に氏を与えました。
これが青木氏であります。
この青木氏は天智天皇の大化の改新前は蘇我氏に3権(政治経済軍事)を牛耳られて飾りでありました。自らを守る武力が無く極めて不安全でもう少しで蘇我氏に天皇の座を奪われるところまでになっていました。
そこで、中大兄皇子が蘇我入鹿をうち、この反省から、18の改革と10の活動の改新を行いました。
その中の一つに、天皇を自ら護る親衛隊を創設しました。この任務に就いたのが第6位の皇子であります。
その第6位皇子が青木氏を発祥させました。
この青木氏は5家5流24氏から成っています。
その5家5流の青木氏は初代の伊勢王、近江王、美濃王、信濃王、甲斐王を元祖としています。
従って、この5つの土地には笹竜胆を家紋とする青木氏が存在します。
そこから分かれて土地の豪族との血縁で発祥した5つの土地の豪族系青木氏から生まれた24氏が存在します。
研究室の「皇族賜姓青木氏」のレポートに詳しく書いてありますので参照して下さい。
次ぎに藤原秀郷流青木氏です。
この青木氏は藤原秀郷が平の将門の乱を鎮めた勲功で出世して貴族に取り立てられ武蔵と下野の国をあたえられました。
この時、貴族は武力をもつ事が出来ないので秀郷の第3番目の子供の千国と言う息子に皇族賜姓青木氏と同じく真似て、護衛役の任務をあたえました。これが藤原秀郷流青木氏です。
青木氏は、一般の者が名乗っては成らない氏でしたが、特別に朝廷の許可を得て名乗りました。
これが、直系1氏、直流4氏、支流4氏の主要9氏から116氏まで子孫を広げました。
(「藤原秀郷一族の生き方」等の研究室のレポートをお読みください。詳しく書いています。)
そこで、長野(信濃)の情報から、この信濃には3つの青木氏が存在します。
先ず一つは、上記の信濃王の青木氏、つまり、皇族賜姓青木氏です。
この青木氏は長野の国府のある位置に青木村を形成して定住しています。
次ぎは、この賜姓青木氏と土地の豪族の足利氏との血縁で発祥した足利系青木氏です。
この足利系青木氏は信濃の北側の北陸の県境に住み分けをして青木村を形成して定住しています。
三番目が藤原秀郷流青木氏で、この藤原秀郷の宗家からこの信濃南部を守護するために朝廷の命で赴任した時に護衛役として同行した一族の青木氏です。
この南部付近には幾つかの藤原一族が存在しますが、この中にその土地に定住した藤原秀郷の末裔が土地の名を採って真田と名乗った一族がいます。
普通は、武蔵国に役目が終わると帰りますが、藤原氏は必ず一部を土地に残す戦略を採ってきました。
これが真田氏です。後にこの真田氏は勢力分断を図る為に足利幕府は分家を高野山下の所に移動させました。本家はこの信濃南部付近が土地です。
NHKの大河ドラマの風林火山で先週この真田氏が出てきました。
この真田氏の家臣であったので有れば、この藤原秀郷一門の真田氏を護衛役として同行した藤原秀郷流青木氏であると見られます。
家紋と土地と宗派と菩提寺が確認出来れば確定は可能ですが、一度、この藤原秀郷流青木氏を基準に
お調べになると本家真田氏ははっきりとしていて江戸まで続きましたので青木氏は必ず出て来ると思います。
分家は徳川氏に滅ぼされましたので一寸わかりませんが。
信濃の真田郷には御家の本家筋のお墓と菩提寺が必ずあると思いますので、比較的も簡単にルーツの元を判明させる事は可能と思います。
左のメニューの「地名地形データーベース」にも信濃地域のところをクリックすると詳しく書いています。
家紋が判れば、「家紋掲示板」にも御家の家紋のところをクリックすると更に詳しく説明しています。
研究室の「青木氏(家紋)と血縁族」でも家紋が判れば詳しく書いています。
研究室の各地の青木さんからのお問い合わせのレポートも家紋がわかれば沢山の親類の方が投稿してきていますので参照して下さい。
青木氏のブログも参考に参照して下さい。
先ずは信濃の真田郷のところから青木村を形成しているはずですからスタートされると良いと思います。
御家は先ずは、真田という氏の現状の情報ではこの藤原秀郷流青木氏の末裔と思います。
お判り頂けたでしょうか。
ご質問とご不明な点が有りましたらご遠慮なくお尋ねください。
ではお便りお待ちしています。